NFCキラー?お会計から顧客行動モニタまできちゃう、iOS7の新機能iBeacons


iOS7から新たにiBeaconsという機能が追加されました。現在のところメディアにはあまりフィーチャーされていませんが、実はNFCをも凌駕する可能性を秘めています。

iBeaconsにできることについては、こちらの動画をご覧になるとわかりやすいと思います。

簡単に言うと、「発信機を使って、情報を送ったりお客様の位置を特定したりする機能」です。

  1. まず入り口の発信機で呼びこみを行い(近接マーケティング)
  2. 店内の発信機でクーポン情報を送信し(チェックインクーポン)
  3. 店内各所にある発信機で位置情報の追跡を行います。(店内の位置情報を追跡)
  4. 店内であればその場でスマホ内決済も可能です。(スマホで決済)

iBeacons 追跡 店内 位置情報

紹介した動画はiBeacon対応の発信機を開発しているベンチャーEstimoteによるもの。下のような発信機を、店内の各所に設置します。値段はひとつ3000円くらい。NFCタグと比べると割高ですね。

iBeacons Estimote NFC BLE

 iBeaconsとNFCの違い

NFCと異なるのは、通信が届く距離にあります。NFCは超近距離なので、だいたい4cmくらいの距離での使用が想定されています。これに対しiBeaconsではおよそ10メートル程度。つまり、タグに接触させること無く通信を行うことが可能です。

また、iBeaconsでは、複数の発信機を組み合わせることで、店内のお客様の位置情報を分析することが可能です。発信機はボタン電池一つで2年程度稼働するそうです。

iBeacons
(BLE)
NFC
通信可能距離 10 m 20 cm
価格 BLE端末
3000円程度
NFCタグ1つ
100円程度
稼働可能時間 約2年 無期限
位置情報取得 不可

 

iBeaconはBLE (Bluetooth Low Energy)と呼ばれる低消費電力のBluetooth通信を使っています。既に複数の企業がこの技術を使った製品の開発に乗り出しています。PayPalも先日、BLE対応の端末を発表しました

PayPal Beacon iBeacons

 

こちらもEstimoteとほぼ同様の製品ですが、PayPalという会社の特性上、決済処理に機能の重点を置いているようです。

 

iPhoneは今後もNFCを搭載しないかもしれない

iBeacons(BLE)にはNFCよりも優れたさまざまな機能があるため、iPhone6にもNFCは搭載されないかもしれません。

いずれにせよ、このような新しい便利な機能が出てくることは我々にとってありがたいことです。NFCにせよiBeaconsにせよ、店舗でのマーケティングツールがより一層進化することを期待します。


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