日本写真印刷コミュニケーションズが提供するiBeaconによる情報発信ソリューション「ストアビーコン」のご紹介です。

iBeaconとは?

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iBeaconの仕組みをご紹介します

 

iBeaconとは、iPhoneのiOS7に標準搭載されたことで、いま注目を集めているBluetooth Low Energy(BLE)を使った新技術です。ネットから店舗への誘導などに使える、新しいO2Oの切り札としてマーケッターの期待を集めています。

しかし、新しい技術であるがゆえに、
「いったい何ができるのだろう?」
「そもそも仕組みが分からない」
などなど、様々な疑問を持たれる方が多いのが現状です。
そこで、iBeaconの概要や仕組み、活用法などをまとめてご紹介します。

 

O2Oマーケティングの切り札! iBeaconとは何か?

分かるようで分からないiBeaconの基本

iBeaconは何故注目されているのか?

iBeaconが注目されるきっかけになったのは、エスティモート社(米国)が、2013年9月10日に公開したYouTube動画です。 動画では店舗の前を歩くユーザーのiPhoneに商品やセール情報をプッシュ通知したり、店舗側でユーザーの動線を分析できたりなど、具体的なiBeaconの活用方法が動画で紹介されています。 このような店舗での活用が、ショールーミングに課題を抱えているマーケッターに注目されているゆえんです。

iBeaconで何で出来ることをご紹介

iBeaconってどんな仕組みのモノなのか?

 

iBeaconとは何か

iBeaconは、発信側のビーコン端末とビーコン端末からの受信に対応したiPhoneアプリの2つの組み合わせによって、初めて成り立ちます。ただし、端末が飛ばすのは識別に必要な数字のみで、画像や音声などのデータが送信されるわけではないのが注意点です。

具体的には、ビーコン端末からは「アドバタイズメント・パケット」と呼ばれる、あらかじめ設定された固有のID情報を発信しています。飛ばされたID情報は、そのID情報に紐付けられたアプリにしか反応しません。

ID情報は、proximityUUID/Major/Minorの3種類の識別子で構成されています。まず、ビーコン端末と同じ識別子をiPhoneのアプリにも登録しておきます。そして、アプリにビーコン端末と同じ識別子が含まれていると判別されると、アプリが反応して通知が表示されるという仕組みです。

 

iBeaconの仕組みの解説

 

iBeaconの電波はどの位届くのか?

地球規模の「GPS」、都市レベルでの位置が把握出来る「Wi-Fi」に対して、「iBeacon」は建物の中で位置情報が取れることに特徴があります。

では、iBeaconはどの程度の距離で使えるのでしょうか?
iBeaconは、IDを発信する範囲を「Immediate」(近接)、「Near」(近い)、「Far」(遠い)の3種類から設定できます。ビーコン端末により異なりますが、Immediateが数cm、Nearが1m、Farが10m程度の範囲(半径)をおおむねカバーしています。 ただし、ビーコン端末とiPhoneが触れるほどの距離であるImmediateにあっても、iPhoneが分厚い金属のケースに覆われていると電波が大きく減衰し、Farや圏外になることも起こりえます。

アップルがあらかじめ3種類の距離設定を用意したのは、ビーコン端末がさまざまな影響を受けることを考慮したためと思われます。 ビーコン端末単体ですら、天井や地面からの反射波により干渉を起こし、部分的に電波の強い位置/弱い位置が発生します。3種類の距離という区別は、わかりやすさを重視した現実的な仕組みであると考えられます。

 

iBeaconの電波が届く距離

 

 iBeaconが動作するための、3つの必須ポイント

iBeaconsを使えば、今まで不可能だったことが出来るという期待がある反面、新しい技術ゆえの制限もある事をご紹介しておきます。

ibeaconにまつわる誤解

 

①アプリが無いと利用できない。

iBeaconは、スマートフォンのアプリに組み込んで利用するため、そもそもアプリが無いと活用することができません。

例えば、アラートのようなユーザーへのお知らせを出す場合は、バックグランドでアプリが起動している必要があります。
よくあるイメージ画像などで、ユーザーが歩いているだけで商品の画像がポーンと出てくるようなシーンは、アプリがアクティブに起動してないと出来ません。

しかし、バックグラウンドで起動していれば、アラートというきっかけを与えることが出来るので、アプリ設計の工夫がとても重要な要素となります。

 

②BluetoothをONにしてないとダメ

iBeaconは、Bluetooth Low Energy(BLE)を使うことが前提となるため、スマートフォンのBluetoothをONにしておく必要があります。

以前のiPhoneでは電池の消費が激しく、Bluetoothを切るユーザーが大半でした。しかし最近の端末では、元々低電力のBLEを使っても気にならない程度の電力に押さえられています。
電力の消費に関する実験に関する参考サイト

 

③iOS7以降じゃないと使えない

iBeaconは、iOS7からの対応となっています。そのためiOS6以前のOSでは使う事ができません。同じくAndroidでも、Android4.3以降であればiBeaconと同様の技術を使うことができます。

新しいOSに対応していることで、今後どんどん対応端末が増えいくと考えています。

 

iBeaconはなぜマーケッターに注目されているか

ショールーミング問題を解決する?!O2Oの可能性

野村総合研究所(NRI)が実施した「生活者1万人アンケート調査2012」によると、インターネットで商品を購入する場合でも、約7割の人は実物を店舗で確認してから買うと回答しています。

 

iBeacon NRI アンケート

 

この結果は、今多くの店舗が抱えている「ショールーミング」という問題を象徴しており、「ショールーミング」によって家電量販最大手のヤマダ電機が営業赤字に転落したことも、記憶に新しいところです。

さらに、「生活者心理データベース・裏づけくん2013年度版」のデータによると、「あなたが時間やお金を使っているものは何ですか?」という質問に対して、“店舗でのショッピング(23.5%)”と“ネットショッピング(38.2%)”という回答が得られています。EC市場規模の実際の消費に占める割合は約3%というデータもあり、実際の金額との乖離はあるものの、ネットショッピングへの関心が高いことがわかります。

この現象は、”消費者がリアル店舗での買い物に楽しみを見いだせなくなっている”ということを表しているようにもみえます。

 

iBeacon ショールーミング 買い物

 

アプリが起動していなくても使える!

iBeaconはアプリが起動していなくても使えます。

アプリを起動していなくても、ビーコンに近づいたときにメッセージを送ってアプリの利用を促すことができます。
例えば、お店の前を通りがかったときに、スマートフォンがお店に設置されたビーコンの電波を受け取り、アプリ立ち上げを促すメッセージが表示されます。

 

iBeacon メッセージiBeacon メッセージ

 

技術的な将来性にも期待

O2Oソリューションとしての魅力だけでなく、技術的な面でもiBeacon が注目されている理由があります。それは、iBeaconがiOS に組み込まれていることです。

リサーチ会社の株式会社カンター・ジャパンが実施した「コムテック調査」によりますと、2013年9-11月の日本のiPhoneシェアは約7割近くまでになっています。

 

iBeacon ストアビーコン 調査委

出所) 株式会社カンター・ジャパン 「コムテック調査」

 

ここまで大きなシェアを持つiPhoneユーザーに対して、プッシュ通知などにより直接情報を送ることができれば、とても大きな効果が期待できます。
iBeacon はApple 社の商標ですが、Bluetooth Low Energy(BLE)を使ってAndroid端末にも同様の施策が可能ですので、スマートフォン全体で使えることでさらに大きな効果が見込まれます。

また、他の室内ソリューションと比較すると、ARやQRコードを使う場合はユーザーが自分の意志でアプリを立ち上げてかざすなどの行為が必要となりますが、iBeaconはアプリを立ち上げていなくてもメッセージが表示できるので、アプリの立ち上げがとてもスムーズにできるというメリットがあります。

 

iBeacon メッセージ

 

さらに、iOS8からはiBeaconの機能が強化されています。

端末にiBeaconに対応したアプリがインストールされていると、お店や施設に設置されているiBeaconに近づいた際に、ロック画面の左下にアプリのアイコンが表示され、スワイプすればアプリが起動する機能が追加されています。

対応アプリがインストールされていなくても、AppStoreのアイコンが表示されて、ダウンロードを促すようになっています。

 

iBeacon iOS8

出所)AppleInsider

 

iBeaconについてよくある疑問??

同じビーコンの前をうろうろしたらどうなりますか?

ビーコンの電波が到達するエリアに入ったり出たりするたびに、アプリが反応してメッセージが届きます。

何度もメッセージが届くのを避けたい場合、同じビーコンの電波を受信しても1度だけしかメッージを表示させないようにしたり、1日に1度だけメッセージを表示させるように開発することもできます。

iBeacon うろうろ

 

iBeaconはセキュリティ性ってどうなんですか?

ビーコン端末はIDを一方的に発信する端末であるため、ビーコンのIDを知ることでそのIDを複製することができます。
そのため、iBeaconはセキュリティ性が低く、なりすましが簡単にできてしまいます。

しかしながら、高いお金をかけてiBeaconのセキュリティ性を高める対策をすることは、安くて簡単に導入できるというiBeaconの優位性を活かせないことになります。

セキュリティ対策として、決済などセキュリティ性が必要な部分については、赤外線などの別のソリューションと組み合わせで使うとよいでしょう。

iBeacon

 

ビーコンのまわりにたくさんの人が来たらどうなるのですか?

ビーコンはネットワーク回線と違って、回線が混み合って通信できないということがないため、ビーコンのまわりにたくさんの人がいても基本的には電波を発信し続けます。

しかしながら、ビーコンの電波は人の体で減衰してしまうため、人がたくさんいる場所では電波が減衰されてスマートフォンに到達しない可能性があります。

対策として、ビーコン端末の配置を天井にするなどの工夫をすることで電波の到達を良くすることが必要となります。

 

iBeacon 人ごみ

 

 

iBeaconは広まるのか??

NFCや音波のような仕組みを導入して、失敗した企業は多いと思います。
例えば、ユーザーの利便性を無視した、クーポンのごり押しが多かったことも影響しているようです。

しかし我々は、iBeaconは今までのものと違うものであると考えています。
たとえば、iOSの標準機能であるため、iPhone率が際立って高い日本では有利なことです。

さらに、先日発表された決済サービス「Apple Pay」のようにApple自体がO2Oへ力を入れようとしています。
それによって、GPSが使えない屋内ではiBeaconを使った屋内位置情報が有効になるでしょう。

iBeaconを使ったサービスはまだまだ始まったばかりです。
今後、ユーザーに役立つサービスを作っていくことができれば、十分に広がるポテンシャルがあると考えています。

 


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